2005-05-18 第162回国会 衆議院 外務委員会 第8号
去年のヘリ墜落事故現場でもいわば共同の体制はとっていたというのが皆さんの認識です。しかし、事故現場は危険なので近づくなということで、米軍の同意が得られなかったために近づけなかったわけですね。しかし、今回あえて「相互の同意」と書いている。そうすると、米軍が、危ない、近づくなと言えば、今回の場合も内周規制線の中に近づけないんですよ。
去年のヘリ墜落事故現場でもいわば共同の体制はとっていたというのが皆さんの認識です。しかし、事故現場は危険なので近づくなということで、米軍の同意が得られなかったために近づけなかったわけですね。しかし、今回あえて「相互の同意」と書いている。そうすると、米軍が、危ない、近づくなと言えば、今回の場合も内周規制線の中に近づけないんですよ。
今回のガイドラインは、昨年の沖縄国際大学へのヘリ墜落を受けて作成をされ、四月一日の日米合同委員会で合意をされましたけれども、これまでの航空機墜落事故現場の対応とどこが変わっておりますか。
当時は、それまでの日米合意によって航空機墜落事故現場に対応してきたけれども、その処理について明確を欠く点があった、より明確にしようと、今のものと同じ言葉を使っているんですが、日米合同委員会で当時も検討を加えて、一九五八年十月十六日の日米合同委員会の合意に達し、これを日米がお互いに末端機関まで徹底させることになったというものであります。
私は、就任後直ちに沖縄を訪問し、先般の米軍ヘリの墜落事故現場を視察いたしました。事故現場の生々しい傷跡を間近に見て、一歩間違えれば大惨事につながりかねない大変遺憾な事故であることを改めて実感いたしました。また、各界の方々のお話も伺い、沖縄の振興と基地負担の軽減の必要性を再認識いたしました。
私は、就任後直ちに沖縄を訪問し、先般の米軍ヘリの墜落事故現場を視察いたしました。事故現場の生々しい傷跡を間近に見て、一歩間違えれば大惨事につながりかねない大変遺憾な事故であることを改めて実感いたしました。また、各界の方々のお話も伺い、沖縄の振興と基地負担の軽減の必要性を再認識をいたしました。
とりわけ、墜落事故現場の群馬県上野村及び藤岡市等の方々の献身的な御協力は、真に日本人としての一体感、また心の温かさを物語るものであり、強い感銘を覚えた次第であります。去る十日、秋空のもとで上野村で村民運動会が催されましたが、テレビで放映された村民の方々の姿に接し、悲劇の場となった村にも、ようやく静かな山村がよみがえってきたことを知って、ほっとした思いがいたしました。
○鳩山国務大臣 ただいまお示しになりました昭和三十五年三月二十五日に衆参安保特別委員会へ提出いたしました基地外の米軍機墜落事故現場における手続に関します合同委員会の合意、これは昭和二十八年十月二十二日のものでございます。これにおきまして、日本文といたしまして、「事前の承認を受ける暇がないときは、」となっておるわけでありますが、英語では「プライヤー ツー オーソリゼーション」という表現になっておる。
これは墜落事故現場から四百メートル離れた民家の壁を打ち破って民家に飛び込んだ残骸です。これは事故現場から四百メートル離れております。総理、これを見ていただきたいと思いますが、これはもう人体に当たればたちまち即死であります。こうした大惨事が幸いにも——不幸中の幸いといいますか、町ぐるみの慰安旅行であったということによって救われたようなものでございます。
さらに十五日の午後四時五十分、こういう息詰まる伊予灘の全日空の墜落事故現場の、松山空港沖十キロの北条市の磯河内沖百メートルの上空約百メートルの高度の中で、大阪府警航空隊のベル式47G2型ヘリコプター、この名称は「あおぞら1号」、それから全日空のベル式47D1型ヘリコプターの衝突による二重遭難が起こったことは御承知のとおりであるわけですが、その二重遭難は、いま言ったように四時五十分であります。